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目次
1. 印刷班の基本的な仕事
2. 年間基本予定表
3. 年三冊の本部誌作成
└①部誌のテーマ決め
└②〆切の設定
└③原稿を回収する
└④回収した原稿を整理する
└⑤原稿を業者に渡す
└⑥配布、そして感想班へ
4. 手作業本の作成
└④回収した原稿を整理する
└⑤原稿を印刷する
└⑥印刷された原稿を本にする
5. まとめ
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1. 印刷班の基本的な仕事
印刷班の基本的な仕事は、「年三~四冊の本部誌作成」「本部誌に附随したミニ部誌作成」「合作本の作成」「学祭時等の企画本作成」「合宿時のしおり作成」「自己紹介本作成」「サイロスブック作成」です。その他、ビラの作成など、印刷に関係する仕事があります。
このうち「本部誌」と、予算的に可能であるならば「合作本」が、業者に依頼をする仕事になります。その他は基本的に大学構内の印刷室にて印刷し、手作業で原稿を本にします。
〆切を設定して原稿を回収し、それを本にする。それが印刷班の仕事です。
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2. 年間基本予定表
03月 春部誌〆切、新歓FESビラ印刷
04月 春部誌完成
05月 サイロスブック作成、自己紹介本作成
06月 夏部誌〆切
07月 夏部誌完成
08月
09月 夏合宿しおり作成、字組・絵組企画〆切、秋部誌〆切
10月 字組・絵組企画誌完成、秋部誌完成
11月 淑楓祭ビラ作成、淑楓祭企画本作成
12月
01月 合作本〆切
02月 合作本作成
03月 春部誌〆切・・・
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3. 本部誌作成
本部誌の作り方は、第一に部誌のテーマを決める、第二に〆切と表紙絵の担当を設定する、第三に原稿を回収する、第四に回収した原稿を整理する、第五に原稿を業者に渡す、第六に完成した本を部員に配布する、です。
└①部誌のテーマ決め
部員全員に紙を配ってテーマを書いてもらい、それを回収します。
回収したテーマの中から、適当にテーマを10個ほどリストアップします。リストアップされたテーマで多数決を取り、徐々にテーマを絞って、テーマを決定します。
└②〆切と表紙絵担当の決定
適当な時期を見て〆切を設定します。二週間ほど猶予が出来るよう、早めに設定します。
この時、絵組の人から表紙絵の担当を決めます。表紙絵がないと部誌は完成しませんので、担当選びは重要です。
└③原稿を回収する
あらゆるトラブルを頑張って物理的にクリアし、原稿を集めます。
原稿をもらう際は、必ず目視で作者と一緒に原稿の確認をします。原稿がサークルのフォーマットに従っているか、原稿が上下左右を間違えていないか、題名や辛口度は記載されているか、コメントは同封されているか、などの確認項目をチェックしましょう。
人によっては、データで原稿を提出する人もいます(基本的に絵組限定。特に表紙担当の人)。その際は、SkypeやDropboxなどでデータを受け取る必要があるので、作者とはよく連絡を取り合いましょう。また、原稿をどんなソフトで作成したのかを必ず聞きます。photoshopCS6、IllustratorCS5など、しっかり機種を確認をしましょう。
集まってくる原稿量は、部員に繰り返し原稿催促のメールを送るなど、印刷班の熱意次第でかなり変わってきます。集まりが悪いときは、「書いてください~」「描いてください~」と怨念のように言い続けましょう。
また原稿の出し方が分からない人(特に一年生)へのケアを怠ってはいけません。
└④回収した原稿を整理する
まずは、集めた作品をどういう順番で並べるのかを決めます。可能ならば作品全体に目を通して順番を決めましょう。ページ数は必ず偶数になるようにします。
(※注意1:この時、奇数枚数の作品がある場合は、これを見逃さないようにしてください。右ページから始めるべき原稿が、奇数原稿があることによってズレて、左ページから始まってしまうケースが多々あります。奇数原稿は奇数原稿同士でうまく隣接させましょう)
(※注意2:データ原稿がある場合は、そのデータ原稿のことも考慮をして順番決めや、ページ番号振りをしてください。またデータ原稿のデータ名は、該当するページ番号に変更をした後に業者に入稿します)
次に、目次、コメントページ、奥付を作り、また白紙ページなどで全体を装幀します。
目次の作り方は既存の部誌を参考にしてください。イラストなどで工夫した目次にする場合は、文字やイラストが途切れたり中央に寄り過ぎたりすることに注意してください。表紙の裏側(2ページ目)に目次を印刷することも可能ですが、別途料金がかかります。
コメントページはバランスよくコメントが散らばるのが理想です。ページ数が奇数になった場合は、白紙ページなどで調整をします。
奥付の作り方は、既存の部誌を参考にするのもいいですが、奥付用のデータを引き継ぎます。奥付用データを参考に、奥付を作ります。
最後に、整理した原稿にページ番号を振ります。原稿の枠外左中央に、順番にページ番号を書いてください。原稿の順番が正しい順番になっているか、よく確認してください。データ原稿がある場合、そのことを考慮に入れてページ番号を振ります。
これで原稿の整理は終わりです。原稿の整理が不十分だと、完成した部誌に不備が生じてしまいます。注意しましょう。
└⑤原稿を業者に渡す(2012年~はPOPLSを使用)
最大の難関です。POPLSのマイページにログインし、「予約問い合わせ」→「予約申請フォームへ・本」→「スタンダード」の順番で進んで、予約の申請をします。
緊急連絡先は自分の携帯番号、サイズはA5…などを記入していきます。特に「その他の連絡事項」に、注文する部数に応じてダンボールで分ける旨や、部誌の領収書をダンボールに同梱する旨の文章を書くことを忘れないでください。
(※参考:「履歴確認・注文」をクリックすると、ページ下記に過去の注文履歴があります。基本的には、この「履歴をスクリーンショットする」などして、その画像を参考にして注文の記入をしてください)
(※注意:「履歴をスクリーンショットする」理由ですが、POPLSのページは、同時に二つの画面で開くとバグが発生します。過去の履歴を確認しながら、注文をすることは出来ませんので、注意をしてください)
予約申請が終わったら、注文の確定をします。そして大学の学生課に、何日に大学に部誌が納品されるのかを伝えてください。連絡をしないのはトラブルの元になります。
そして原稿を郵送にて入稿します。会計班に「何日までに入金をお願いします」との連絡をし、部誌の入金をしてもらいます。
(※注意:「愛知淑徳大学 紙上創作サークル」宛の「領収書を貰う」ことを忘れないでください。とにかくお金がかかることに直面したら領収書を貰っておくのがベストです)
※ちなみに、表紙のコーティングについて記しておきます。
標準コート紙を採用すると『クリアPP』が無料で選択できます。クリアPPは表面にビニールを貼る加工で、光沢感が出ます。傷などにも強くなり物持ちが良くなります。(例:空、欲など)
また標準コート紙を採用しても、『加工なし』も選択できます。加工なしは、傷などが付きやすいですが、無料で自然な(悪く言えば無骨な)仕上がりになります。光沢は抑えられ、落ち着いた雰囲気になります。(例:中身、うわさなど)
『マットPP』は有料です。ビニールを貼りますが、こちらは光沢が抑えられた、落ち着いた雰囲気になります。また傷などに強くなり物持ちが良くなります。(例:2014合作本、鏡など)
『グロス加工』は有料です。溶剤を表面に塗り、ツヤが出ます。クリアPPに近い光沢感ですが、より柔らかい印象を与えます。ビニールではないため傷などは付きやすくなります。(例:残像など)
『和紙PPプレーン』は有料です。また部誌の完成までの時間が他のものより長くなります。和紙のため、全体的に手触りはやわらかく、独特の光沢の雰囲気があります。表紙が全体的に白っぽくなってしまうため、その点は考慮が必要かと思います。(例:5など)
以上が試したことのあるコーティングです。
└⑥配布、そして感想班へ
部誌が納品されたら、ミーティングにて部員に配布します。ブログやTwitterなどで部誌完成のお知らせもします。
そして感想班に批評会の日程を決めてもらい、これで印刷班の仕事は終了です。お疲れ様です!
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4. 手作業本の作成
手作業本は、本を作成するにあたって業者を使いません。よって、「原稿を整理する」の代わりに「原稿を組む」、「原稿を業者に渡す」の代わりに「原稿を印刷する」「印刷された原稿を本にする」という作業があります。ここではその作業について解説します。
└④原稿を組む
ここが最大の難関です。原稿を《4枚1セット》=《4枚の原稿が、裏表ページで1枚になるもの》として考えます。つまり手作業本は4の倍数ページになると考えてください。表紙・裏表紙、コメントページ、目次や白紙ページ等を勘案して、手作業本のページ数が4の倍数になるようにならないと本になりません。注意してください。(※白紙ページが多くなっても問題ありませんので、うまく調整をお願いします)
次に原稿の順番を決めて、《その原稿が両面印刷され本になった時の状態を想定して、読んで自然になるように原稿を組んで》ください。何を言ってるんだと思うかも知れませんが、この原稿の組み合わせを間違うと、全てが間違うことになります。1ページ目は最後のページと組み合わせ、2ページ目は最後から1つ前のページと組み合わせる……というように原稿を組み合わせていきます。この作業は「4の倍数」を忘れていたりしたら簡単に失敗してしまうので、十分に注意してください。
(※注意:「原稿を組む」作業は、かなり難しいです。先輩に教えてもらうことが必須で、かつたくさん作って慣れてください)
└⑤原稿を印刷する
ここも最大の難関です。ここは完全に慣れです。
まずは大学の学生課にて、クラブ印刷所の鍵と印刷キーを借ります(クラブ印刷所は10号棟地下1階にあります)。
(※注意:印刷が出来る時間は、基本的には1時間が限度だと思ってください。とにかく印刷は複数人でスピーディーに行い、必ず時間前に鍵と印刷キーを学生課に返します)
そして印刷機を使って印刷をしますが、印刷機の扱い方は慣れです。先輩のやり方を見て「あぁ、そういう風に扱えばいいのか」と覚えてください。逆に言えば、先輩はちゃんと後輩に印刷機の使い方を教えなくてはいけません。
両面印刷をする関係上、上下左右を逆に印刷をしてしまうことが多々あります。慣れてください。
印刷機について記しておきます。
室内に入って手前にある印刷機は融通が効かない駄々っ子ちゃんです。印刷する原稿は、淵にぴったりと合わせるのではなく、ややこしいですがサイズによっては中央に合わせたりします(A4サイズは中央のA4と書いてある部分に合わせます)。製版の時にはかなり薄く印刷されて原稿が出てきますが、実際に印刷する際には普通に印刷されます。インク量を「やや濃く」にすると良いです。
室内の一番奥にある印刷機はしっかり者ですが、時に失敗もするドジっ子です。印刷する原稿は、淵にぴったりと合わせます。インク量を「やや濃く」にすると良いです。
製版キャンセルをする際は、製版ボタンを押す→キャンセルボタンを押す→製版ボタンを押す、で再度製版が可能になります。製版は0枚のままで大丈夫なので、製版を100枚とか刷らないように気をつけましょう。
└⑥印刷された原稿を本にする
印刷された原稿をページ順番通りに重ねて、半分に畳んで、真ん中をホチキスします。
ホチキスする作業はとても簡単な作業ですが、かなり地味でしかも物量なので非常に時間がかかります。なるべく大勢の人を集め、同時に一気に作業をすると良いです。
これが終われば、手作業本は完成です。
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5. まとめ
以上が、基本的な印刷班の仕事です。部誌作成や、各種手作業本の作成は、サークルの根幹に関わってくる重要な仕事です。
どれも非常に大事なので、誰かがやってくれればいいや、という風ではなく、積極的に班の仕事に参加をし、サークルの一員としての存在感を示しましょう!
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